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夫婦で4部屋目のマンションを取得しました。

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夫婦で4部屋目にあたるマンションを取得しました。

これまで私が2部屋、主人が1部屋の合計3部屋を賃貸に出しておりました。今回は住まいとしての購入です。いずれの物件も当然まだまだローンは残っておりますが、期限の利益に感謝しながら力を合わせて返済していきます。

購入にあたっては3年近く「住もうとしているエリア、最寄り駅徒歩5分以内、55㎡前後、相場家賃×200倍の分譲価格を基準に」などの同じ条件でずっと探していました。少し厳しめの条件ではありましたが、3年の中で数件見かけることができました。今回の物件も普通のチラシで見つけています。

本当にいい物件はプロや富裕層にだけ情報が行くと言われることもあります。けれども、自分の希望の条件が明確になっていれば通常に得られる情報で比較でき、納得いく物件にも巡り会うことも可能です。まずはどんなエリアに、どのくらいの広さ、費用で住みたいか整理してみるのがオススメです。

楽しくワクワクと新しい生活を想像しつつ、シビアにデータをチェックして、自分の中に金額の相場が蓄積されてきた頃が買い時と言えるかもしれません。

kakeibon(旧OCN家計簿)さんに掲載いただきました。

kakeibon
kakeibon(旧OCN家計簿)さんに原稿を掲載いただきました。以前当ブログでもご紹介させていただいた「住宅ローンは35年とは限らない」という内容です。

物件購入にあたり、ローンの組み方を思案されている方のご参考になれば嬉しいです。よろしければご覧ください。

プラスオン!さんでお話させていただきました。

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11月23日(土)14:00~17:00、プラスオン!さんにてお話をさせていただきました。

第15回目になる勉強会で、参加者も士業の方がたくさん。一級建築士さんや司法書士さんなど、不動産に関する専門家の方々も多い中、自分の経験の中から精一杯お話させていただきました。

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「不動産購入のビフォー&アフター~専門家の活躍分野を理解するシリーズ~」というタイトルで、私からは主にマンション購入における予算立てのステップについてお話させていただきました。既に物件をお持ちの方も60歳時点での残高は考えてみると確認していないとのご意見が多く、少しはお役に立てたなら良かったなと思います。

二部構成で、後半は司法書士の渡辺隆之先生の講義でした。自分が購入する高額の不動産、司法書士も自分で選んでもいいでしょ。という話を始めとして、司法書士さんの業界裏話や、登記簿謄本の原本コピーに感動されている方も多かったようです。現場で研ぎ澄まされているビジネスパーソンの引き出しをたくさん見せていただき、学びも多い時間でした。司法書士さん、自分で選ぶという選択肢もありますよね。目から鱗でした。1人友人に専門家が居れば専門家の友人も専門家であるという話も印象的でした。

プラスオン!さんは専門家のサードプレイスというコンセプト通り、参加者の方も皆さん専門職の方ばかりでセミナー後の懇親会でも独立して仕事をする上での心構えなど、学ぶところ満載でした。

貴重な場を与えていただいたかじゅさんには本当に感謝でいっぱいです。ありがとうございました!!

リビング新聞(9/7号)に掲載いただきました。

リビング新聞9-7号

先週発行されたリビング新聞(9/7号)に掲載いただきました。横浜東、西、田園都市エリアに配布されているそうです。

消費税5%で住宅を取得するリミットの1つである9月末をむかえるにあたり、消費増税の影響、住宅ローン減税拡充、すまい給付金についてお話させていただきました。消費税の方針が固まるのは10月1日かと言われています。制度や情勢はコントロールが難しいので、自分の購入動機や返済計画などをしっかりみつめながら慌てず検討したいですね。

リビング新聞は今住んでいる場所には配られていないのですが、実家暮らしの時、いつも楽しくみていました。エリア情報満載なのでイベントやニュースのお知らせもすぐに参加できる内容なのも嬉しいですよね。

久しぶりのリビング新聞を手にしながら、新スポット情報やグルメなどのおトク情報を楽しく拝読しました。お手元にある方は、よろしければご覧ください。

全国・講師オーディション2013

遠く
志縁塾主催、TUTAYAビジネスカレッジ協賛の「大谷由里子の全国・講師オーディション2013」最終選考でお話してきました。

http://www.shienjuku.com/cat/1306_audition/

たくさん応援をいただいていたのですが、残念ながら入賞にはならず、申し訳ありませんでした。

ただ、私としてはとっても楽しかったです。エントリー数は約160とのことで、その中で10名の登壇者として選ばれたことは光栄でした。また、ご一緒した講師の方が、壇上でのパフォーマンスはもちろんですが、舞台裏でのお人柄もみなさんとても温かく、今日初めてお会いして、また競い合っているとは思えないくらい、お互いを思いやるとても素敵な空間でした。

松本賢一さんのひと肌脱げる人になる話

池田卓矢さんのワイン作りの背景に心を寄せる話

進健修さんの歯の定期検診

半沢富士子さんの男前のススメ

武田健佑さんの300年企業になるために必要なこと

アンディ中村さんのディズニーキャラクターに学ぶコミュニケーション(準グランプリ)

古市佳央さんの使命に生きる(グランプリ)

谷益美さんの体現者と傍観者の話

櫻田毅さんの目の前の仕事に意味を貼りつける話(入賞)

※正式タイトルではなく、私の印象に残ったポイントです。

いずれも、本当に素敵でした。

近く

私は「マンション買ったら結婚できた!お金スキルの意外な効能」というタイトルでお話をさせていただいたのですが、その後、いろんな方からアドバイスをいただき、こんなことを感じました。

1.その場(今回であればオーディション)の趣旨を汲み取り、求められている話をすること

2.タイトルから期待されることにしっかりと答えること

3.自分にしかできない話をすること

 

1.2.はいずれも話したいことではなく、求められていることをアウトプットする大切さの学びでした。今回、すぐ使えるノウハウということで具体的なお金のポイントをお伝えしたのですが、会の趣旨やタイトルを考えると、もっと想いをお話するべきだったのかもしれないと思いました。

3.は実はこれまでにも色々なところで直面している私の課題で、キレイにまとめるのではなく、もっとオリジナリティを。という私にとっての大きなテーマです。ただ、どうもうまく理解できていなかったのですが、今回、受賞された方のお話を振り返ると、少し、見えてきたような気がしました。まさに受賞された皆さんは、己や自我を捨てて、聞いている人に伝わること、楽しんでいただくことに注力されていました。あと、聞き手の方が自然に笑える、反応していいのかな?笑っていいのかな?と、ストレスを与えない。というポイントも凄く違いがあったなと思いました。

たくさんの学びをいただき、出会いをいただき、場をご提供いただいたこと、素敵な講師の皆さんとご一緒できたこと、そして応援をいただいたこと、本当に感謝でした。

ありがとうございました!より良き伝え手となれるよう、努めていきます☆

懇親会

近代セールスさんに掲載いただきました。

近代セールスさん7月1日号
先日発売された、近代セールス7月1日号に記事を掲載いただきました。

金融機関にお勤めの方向けの雑誌ですが、今回の特集は住宅ローン。金融機関の方以外にもマイホームをご検討中の方にも参考になりそうです。

私の章では最近よくお問い合わせいただく、消費増税の前と後、どっちに買うのがおトクなのか。年収や、物件価格、契約時期などのパターン別でシミュレーションをさせていただいています。

本屋さんだとビジネス雑誌のコーナーに置いていることが多いようです。見かけたら、ぜひお手にとってみてくださいね。

※連載マンガの「FP担当者ミライの「リテール営業」元気印!」はマンガなので読みやすい上、しっかりとした金融情報が盛り込まれているので面白いです。

■近代セールス社HP:http://www.kindai-sales.co.jp/

元利均等返済?元金均等返済?

住宅ローンを考える時、元利均等返済、元金均等返済という言葉を聞いたことはないでしょうか。何となく聞いたことがある言葉もあらかじめ理解しておけば、いざ買うぞ!という時に迷うことなく判断することができます。

今日はよく聞くけど、ちゃんとはわからない!?元利均等返済と元金均等返済についてお伝えします。

 

■元利均等返済とは、元利(元金+利息)の合計金額が均等になる返済方法です。

元利均等割グラフ

上記は3000万円のローンを2%、35年で元利均等返済した場合のグラフです。金利に変動がなければ、約10万円の返済額がずーっと変わらず続くことがわかります。(同時に返済当初は利息が多く、後半になるにつれ元金の比率が高くなることもわかります。繰上返済は早期に行うと利息を圧縮できますといわれる所以です。)

 

■元金均等返済とは元金(のみ)について均等になる返済方法です。

元金均等割グラフ

 

上記は元利均等返済の例と同じく、3000万円のローンを2%、35年で元金均等返済した場合のグラフになっています。当初返済金額が約12万円で、後半に向けて約7万円までに少なくなっていくことがわかります。

 

■どちらがいいの?

現在、住宅ローンの主流となっているのは元利均等返済といえます。メリットとしては

・毎月の返済額が一定になるので返済計画が立てやすい

・当初の返済額も高くならないので無理な返済金額になりにくい

・同じ人物が住宅ローンを借りる場合、元利均等返済の方が大きな金額を借りられる(月々の返済額が対年収比で考えた時に元金返済より抑えられるため)

などが挙げられます。対して、元金均等返済は、

・総返済額が抑えられる

という大きなメリットがあります。例でお伝えした3000万円、2%、35年の例でみると

・元利均等返済の場合 約4170万円

・元金均等返済の場合 約4050万円

と120万円もの差が出ます。

ただし、これはずっと繰上返済をしなかったら。の話。元利均等返済で月々の負担を低めに設定しておいて、つくれたお金を繰上返済できれば利息も総返済額も抑えることができます。

結論としては組もうとしているローン金額が現在の収入に対しとてもゆとりがある場合は元金均等返済で総返済額を始めから抑える。かなりゆとりがあるとまでは呼べない時には元利均等返済でゆとりを持たせておき、繰上返済も併せて検討していく。という選び方が現実的ですね。

総返済額を抑えられると嬉しいですが、月々の返済計画に無理をせずストレスを感じにくくしておくことも重要なポイントになります。

 

住宅ローンは35年とは限りません。

電卓
マンション購入において、ぜひ味方につけておきたいのがローンに関する知識です。金利・年数のちょっとした差でトータルの金額が大きく変わったり、月々の支払いの負担感がぐっと変わったりするからです。今日は意外と見落としがちな返済期間についてお伝えします。

 

マンション購入時に最初に提案を受けるのはローン期間最長の35年での見積もりです。(50年組めるものもありますが、物件に条件があったりするので、まだ35年が一般的ですね。)月々の負担が一見軽そうに見えるから、最長のローンで最初の提案がされると言われることもあります。

 

確かに、そういった側面もないとは言えません。ただ、そもそもローンを組むことの最大ともいえるメリットが「期限の利益」です。ある物件を手に入れる際、先に全額現金を用意することなく、返済を一定期間待ってもらうことができるという利益です。この利益によって、ライフステージのお金がかかる時期には現金を手元に残し、後ほど帳尻を合わせることもできるわけなので、月の負担を減らしたり、待ってもらえる期間が長かったりすることにはメリットがあるのです。(なお、ずっと帳尻が合わない計画であれば、そもそも購入を一考する必要があります。)

 

問題なのは、当初提案が35年であることや、返済期間について意識することそのものがもれているケースがあることです。40歳からだと75歳完済なのでそのままだと少し大変ですよね。返済期間は年収と融資金額にもよりますが35年以外も選べます。金利支払いは期間が短いほど圧縮できるので、できるだけ期間も短くしつつ、「期限の利益」も受けられるよう調整するのが良いでしょう。具体的には

1)35年、30年、25年などいろんな返済期間での月々支払金額をシミュレーションし、今の生活や月々の支出を考えて無理のない期間を検討する。(32年や28年だって選べます。)

2)60歳時点でのローン残高を確認しておき、その金額は別途積立やボーナスなどを残していく。

ことです。

 

年数を変えた場合の月々の支払いや、数年後のローン残高については「ローンシミュレーション」というキーワードで検索すると各種金融機関が提供してくれるサービスで簡単に計算できます。自分にぴったりの返済期間を探して納得のローン計画を立てましょう。