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平米と間取りの気になる関係

広さとの関係
お部屋の広さについて自分の中に基準がつくれると、とても選びやすくなります。「1Rと1Kの違い。1DKと1LDKの違い。」でも少しお話しましたが、各部屋ごとの広さをチェックし、自分の考える広さと比較できるようになると、実際にお部屋を見た時のギャップを感じにくくなります。

例えばいくつかお部屋を買ったり、見たり、売ったりしている中での私のMY基準としては次のようなものが挙げられます。

 

 

■お部屋の広さの基準

・6畳:少し狭く感じるがベットはおけ、1人暮らしの部屋としても使える。

・7畳:標準的な1部屋

・8畳:ベッドも置けて小さな衣装BOXもおける、ゆとりのある1部屋

これは、単身物件でも、ファミリー物件でも共通して使える基準です。

6畳未満であれば、リビングとつなげて活用することも考え始めますし、8畳を超えるとマスターベッドルーム+αの場所として使えるなと想像し始めるケースが多いです。

 

 

■物件全体(占有面積)の広さの基準

○平米、と言われた時になんとなく間取りのイメージはつくでしょうか。これもイメージがあれば、部屋数が多いことと、1部屋あたりの広さが広いことのどちらを自分が重視するのかで、お部屋候補の優先順位をつけやすくなります。

・~25平米:1K,1Rの単身タイプ。1Rの方がお部屋は広いです。

・25~35平米:1K,1DKタイプ。このケースだと1DKとはいえ、ダイニングとお部屋は5畳前後になることが多くつなげて利用する広い1Kのイメージに近くなります。

・35~50平米:1LDK,2LDKタイプ。1部屋のサイズは小さくなりますが2部屋を取り2LDKになっている間取りもあります。

・50~70平米:1LDK,2LDK,3LDKタイプ。2LDKの間取りが多い広さです。1LDKだと1部屋あたりの広さは贅沢になりますし、お子様に1部屋ずつと考え3LDKを選択されるケースもありますね。

・70~100平米:2LDK,3LDK,4LDKタイプ。70平米を超えてくると東京都内で考えると「それは、広いですね」と感じるサイズになってきます。100平米あれば4LDKも無理せず区切れますが、占有面積が広くなると全体的に造りも豪華になり、リビングダイニングに20畳前後使う物件も増えてきます。そのためやはり実際には3LDKが標準的ですね。

 

今回はマンションにおいて、私の見聞きした情報を元にご紹介しました。ただ、重要なポイントは【自分の比較基準を持つこと】です。これは例えば、今ご自身が住んでいるお部屋の広さを数字で確認しておくことで見えてきます。新しいお部屋を選ぶ際や、一人暮らしを始める際、とっても判断がしやすくなり、オススメですよ。

1Rと1Kの違い。1DKと1LDKの違い。

間取図
間取り図を見るのは楽しいけれども、意外と正しく知らない表記の記号。ちゃんとわかれば、もっと早くに希望のお部屋に近付くことができるかもしれません。

■一人暮らしの定番1Rと1Kの違いは?

1R(ワンルーム)と1K(ワンケー)の違いは、お部屋とキッチンがわかれているかどうかで呼び名が変わります。

お部屋とキッチンが分かれていないものが1R、分かれているものが1Kです。間仕切りがないので、1Rの方がお部屋が広くとれます。対して1Kはお料理をよく作る人にとってはお部屋に匂いが移りにくいところが人気です。

 

■少し広がる1DK,1LDK

キッチンスペースが4.5畳を超えるとDKやLDKという表記が出てきます。DKはダイニングキッチン、LDKはリビングダイニングキッチンと読みます。DKはキッチンに食堂要素を含めたもの、LDKはさらに居間としての要素を含めたものを呼んでいて、8畳を超えるとLDKと表記されていることが多いようです。

 

R(仕切りのない1つの空間)→K(キッチンが仕切られている)→DK(食堂寄りのキッチン)→LDK(居間よりのキッチン)という順に空間の位置づけが広がっていきます。頭の数字はお部屋の数ですね。

ただ、DKよりLDKの方が必ず広いと言えないケースもあるようです。間取図だけではなく、各お部屋の広さや、現地でのチェックもしっかりして、想像とギャップのないお部屋決めをしていきたいですね。